せめてあの日のように  

わかっていたんだ それは
行き場所をなくした迷い子のように
ただ彷徨っていた
 触れるものはすべて暖かく
 交わされる言葉は優しさに溢れていた
それを愛とは呼べないけれど
そう思っていたかったあの頃

どうしても届かない そこに
大空高く飛ぶ鳥に憧れるように
ただ見上げていた
 見つめる瞳はいつも切なく
 風にゆれる長い髪は心捉えて離さない
それを愛とは呼ばないけれど
そう信じていたかったあの頃

   このまま夢で終るなら
   せめてあの日のように
   君の身体を抱きしめたまま