路上のミュージシャン

陽が西に落ち 街に灯りがともる頃

陽が西に落ち 街に灯りがともる頃
れた身体を引きずりながら
駅へ向かう毎日


駅前の広場では路上のミュージシャン
若者たちが集まり耳を傾けている
どこかで聴いた歌に思わず足を止め
耳を澄ましてみた

 ギターを鞄に持ち替え
 希望を現実とすり替え
 夢を子供に託して
 今まで歩いて来たんだ
 何も恥じることはない
 何も俯くことはない
 誰に笑われようと 
 誰が嘲ようと

生きてきた証など何もいらない
これから歩いてゆくために
今もう一度この拳を突き上げ
ここから歩いてゆくために

重い鞄をそっと置いて
その輪の中に入ってみよう
あの日のフレーズがよみがえる
あの日の歌が聴こえてくる

 ギターを鞄に持ち替え
 希望を現実とすり替え
 夢を子供に託して
 今まで歩いて来たんだ
 何も恥じることはない
 何も俯くことはない
 誰に笑われようと 
 誰が嘲ようと

だから今 もう一度ここからはじめよう
埃だらけのギターのゲージを張り替えて